au回線の格安SIMで「最安」は1社に決まりません。 低速を許容できるか、普通に使うなら何GB必要か、使用量が月ごとに変わるかで、見るべき候補が変わります。
月額だけを最小化したいなら低速の特殊プラン、普通に高速通信を使いたいなら必要容量別、使用量に波があるならpovoのトッピング型まで含めて比べます。povoは基本料0円ですが、通常のデータ通信は実際に購入するトッピング料金で見る必要があります。
この記事の料金は、2026年9月16日時点で確認できた公式情報をもとにしています。申し込み前には、各社の公式サイトで最新の料金をあらためて確認してください。
自分がどの「最安」を見ればよいかは、次の3点を順に確認すると判断しやすくなります。

図解で示した3つのポイントを、短く整理します。
- 低速を許容できるか:月額だけを抑えるなら、最大32〜200kbpsの特殊プランも比較する
- 普通に使うなら何GB必要か:必要容量以上を確保できる通常料金の中で最安候補を比べる
- 使用量が月ごとに変わるか:変動が大きい場合は、povoを実際のトッピング料金で比較する
毎月の使用量がだいたい決まっている方は容量別の最安候補、低速でもよい方は特殊プラン、使用量の変動が大きい方はpovoまで確認すると、自分が見るべき範囲を絞れます。
まずは、3つの使い方のどこに当てはまるかを確認します。
au回線の格安SIMで最安を見るなら「低速・容量・変動」で分ける
同じ「最安」でも、月額だけを最小化したい人と、普通に高速通信を使いたい人、毎月の使用量が変わる人では比較方法が異なります。自分に当てはまる行だけを先に確認してください。
| 使い方 | 比較方法 | 代表候補 | 先に確認すること |
|---|---|---|---|
| 低速でも月額を最小化したい | 低速特殊プランも含む | mineo/ロケットモバイル/BB.excite | 32〜200kbpsを許容できるか |
| 普通に高速通信したい | 必要容量以上で通常料金を比較 | 容量帯ごとに変化 | 月間データ使用量 |
| 使用量が月ごとに変わる | トッピング型を別計算 | povo | 有効期間・180日条件 |
低速でも月額を最小化したい人
通信速度を大きく抑えてもよければ、mineoの「マイそく スーパーライト」(250円、最大32kbps)、ロケットモバイルの「Aプラン 神プラン」(音声490円、最大200kbps)、BB.exciteモバイルFitの低速通信のみプラン(495円、最大200kbps)などが候補になります。
月額は安い一方、通常の高速プランとは使い勝手が異なります。サブ回線や待受用途など、低速を許容できる場合だけ比較に残します。
普通に高速通信したい人
普通に使うなら、同じ容量名だけを比べるのではなく、自分に必要な容量以上を確保できる通常料金の中でいちばん安い候補を見ます。容量帯によってBB.exciteモバイル、IIJmio、イオンモバイル、mineoなどへ候補が入れ替わります。
毎月の使用量がだいたい決まっている方は、容量別の最安表を見ると早く絞れます。
使用量が月ごとに変わる人
使う月と使わない月の差が大きい場合は、定額プランだけでなくpovoも比較します。ただし「基本料0円」をそのまま通常利用の月額0円とは考えず、必要なデータトッピングの料金と有効期間で判断します。
通話を使わない方は、データ専用の料金だけを比較した記事もあわせて確認できます。
低速プランではなく、普通に使えるプランを選びたい方は、次に自分に必要な容量以上でいちばん安い候補を確認します。
普通に使うなら、必要容量以上で一番安いプランを比べる
通常利用向けでは、同じ容量名を並べるよりも、必要な容量以上を確保できるプランの中でいちばん安い候補を見るほうが、実際の最安を判断しやすくなります。
この記事では、料金体系の重複を除いて、au回線を選べる14サービスを比較しています。povoや低速の特殊プラン、割引後の料金、期間限定のキャンペーン価格は、通常料金の比較とは分けて扱います。
比較条件は「通常料金・音声付き・au回線・必要容量以上」でそろえる
この表では、キャンペーンやセット割を除いた通常料金を基準に、au回線を選べる音声プランを必要な容量以上で比較します。
比較した14サービスは次のとおりです。
- UQ mobile
- povo2.0
- mineo
- IIJmio
- NUROモバイル
- イオンモバイル
- J:COM MOBILE
- BIGLOBEモバイル
- QTモバイル
- BB.exciteモバイル
- ロケットモバイル
- KABU&モバイル
- メルカリモバイル
- ピカラモバイル
BIC SIMとJALモバイル powered by IIJmioは、料金の仕組みがIIJmioと同じため、比較表ではIIJmioの価格帯として扱い、別の行としては数えていません。
povoはトッピング型のため、通常料金の比較表とは分けて扱います。低速の特殊プラン、割引後の料金、期間限定のキャンペーン価格も、この表からは分けています。
~50GBまでは代表容量別の最安候補を一覧で確認する
~50GBでは、BB.exciteモバイル・IIJmio・イオンモバイル・mineoへ、必要な容量ごとに最安の候補が入れ替わります。
比較条件は、音声付き・通常料金・au回線を選べること・必要な容量以上を確保できることです。低速の特殊プランや期間限定のキャンペーン、セット割は含めていません。
この表は音声SIMの月額基本料金を比べたもので、通話料・かけ放題オプション、契約事務手数料やSIM発行手数料などの初期費用は含めていません。通話が多い方や短期間だけ使う方は、これらを含めた総額も確認してください。
2026年9月16日時点で確認できた、代表的な容量帯ごとの最安候補は次のとおりです。
| 必要データ量の目安 | 最安候補 | 通常料金 | 容量・料金タイプ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ~3GB | BB.exciteモバイル Fit | 690円 | 高速通信3GBまでの段階制 | 段階制。3GB超で次の料金帯へ移行 |
| ~5GB | IIJmio | 950円 | 5GB定額 | キャンペーン価格は含めない |
| ~7GB | BB.exciteモバイル Fit | 1,190円 | 高速通信7GBまでの段階制 | 使用量で料金段階が変わる |
| ~10GB | IIJmio | 1,400円 | 10GB定額 | 通常料金で比較 |
| ~15GB | IIJmio | 1,600円 | 15GB定額 | 通常料金で比較 |
| ~20GB | イオンモバイル | 1,958円 | 20GB定額 | タイプ1 au回線 |
| ~25GB | IIJmio | 2,000円 | 25GB定額 | 通常料金で比較 |
| ~30GB | mineo マイピタ | 2,178円 | 30GB定額 | マイそくとは別プラン |
| ~35GB | IIJmio | 2,400円 | 35GB定額 | 通常料金で比較 |
| ~50GB | mineo マイピタ | 2,948円 | 50GB定額 | 低速マイそくと混同しない |
たとえば4GB必要な場合、メルカリモバイルの4GB990円だけでなく、IIJmioの5GB950円も比較の対象になります。必要な容量を満たしたうえで安いのは、5GBのIIJmioのほうです。
この表は14社すべてを同じ深さで紹介しているわけではなく、容量帯ごとに価格がいちばん安い候補を中心に載せています。掲載した料金は変更されることがあるため、申し込み前に各社の公式サイトでも確認してください。
\ ~3GB・~7GBで最安候補 /
\ 5・10・15・25・35GBで最安候補 /
\ 30GB・50GBで最安候補 /
50GB超は大容量だけ別表で確認する
50GB超では、IIJmio・イオンモバイル・KABU&モバイルへ最安の候補が入れ替わるため、大容量だけ別の表で確認します。
この表もau回線を選べるサービスに絞った比較です。回線にこだわらない場合は、大容量帯でより安い料金プランが見つかることがあります。
| 必要データ量の目安 | 最安候補 | 通常料金 | 確保できる容量 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ~55GB | IIJmio | 3,900円 | 55GB | 通常料金で比較 |
| ~60GB | イオンモバイル | 4,158円 | 60GB | タイプ1 au回線 |
| ~70GB | イオンモバイル | 4,708円 | 70GB | 通常料金で比較 |
| ~80GB | イオンモバイル | 5,258円 | 80GB | 通常料金で比較 |
| ~90GB | KABU&モバイル | 5,478円 | 100GB | 90GB必要でも100GBプランの方が安い。au回線は物理SIMのみ |
| ~100GB | KABU&モバイル | 5,478円 | 100GB | au回線eSIMは未提供(2027年2〜3月提供予定) |
| ~150GB | イオンモバイル | 9,108円 | 150GB | 大容量利用者向け |
| ~200GB | KABU&モバイル | 9,878円 | 200GB | 超大容量利用者向け |
最安表に出てこないサービスも比較対象から外したわけではない
14サービスを比較したうえで、通常料金の各容量帯で最安になった候補だけを表に出しています。
UQ mobile、J:COM MOBILE、BIGLOBEモバイル、QTモバイル、メルカリモバイル、ピカラモバイルなども比較の対象に含まれています。通信品質や店舗、サポートなど料金以外を重視する場合は、料金だけの比較では決められません。
毎月の使用量がだいたい決まっている方は、ここまでの容量別の表で候補を選べます。月によって使用量が大きく変わる方は、povoのトッピング型も比較してください。
povoは「基本料0円」ではなく、実際に使うトッピングで比べる
povoの基本料は0円ですが、データを使う場合は実際に必要なトッピングの料金で比較し、365日の商品は月額ではなく1か月あたりの目安として扱います。
30日型は定額プランと近い条件で比較できる
3GB/30日990円、5GB/30日1,380円、30GB/30日2,780円など、30日型のトッピングは、同じくらいの容量を使う月の負担として比較できます。
有効期間が30日のトッピングと、1GB/7日390円のように7日単位の商品は、同じ「月額」として扱えません。使いたい容量に近い、30日単位の商品で比較します。
365日まとめ買いは「月額」ではなく1か月あたりの目安
365日のトッピングは前払い一括の商品のため、定額の月額とは書き方を変え、容量と総額を示したうえで1か月あたりの目安を添えます。
| トッピング | 価格 | 備考 |
|---|---|---|
| 3GB/30日 | 990円 | 30日単位。同程度の容量を使う月の目安として比較できる |
| 5GB/30日 | 1,380円 | 30日単位。同程度の容量を使う月の目安として比較できる |
| 30GB/30日 | 2,780円 | 30日単位。同程度の容量を使う月の目安として比較できる |
| 60GB/365日 | 13,200円 | 前払い一括。年間60GB。1か月あたり5GB・1,100円相当の目安 |
| 120GB/365日 | 21,600円 | 前払い一括。年間120GB。1か月あたり10GB・1,800円相当の目安 |
| 360GB/365日 | 26,400円 | 前払い一括。年間360GB。1か月あたり30GB・2,200円相当の目安 |
365日のトッピングは、購入時に1年分の料金をまとめて支払う前払い一括の商品で、毎月自動で容量が付与される月額プランとは仕組みが異なります。
0GB時最大128kbpsと180日条件を理解してから候補にする
0円のまま通常のデータ通信を使い続けられるわけではなく、データを使い切った0GB時は最大128kbps、さらに180日間の利用状況にもとづく条件もあります。
SIMの利用開始から180日が経過したあと、さかのぼって180日間に有料トッピングの購入などがない場合は、順次利用が停止されます。利用停止からさらに30日間、同じ条件を満たさない場合は、契約が解除される可能性もあります(povo公式サイト)。
povoは「毎月0円で通常のデータ通信ができるプラン」ではありません。0GB時は最大128kbps、180日間の利用状況に応じた条件もあります。
トッピングの種類や有効期限など、より詳しい条件はpovoのページで確認できます。
最安を比べるときは、「安く見える数字」に隠れた条件にも注意が必要です。表示されている料金には、割引後の価格や期間限定のキャンペーン価格、低速プランの価格なども混ざっています。
「最安」で失敗しやすい4つの比較ミス
割引後の料金や期間限定の価格、低速の特殊プラン、料金方式の違いを同じ条件として並べると、本当の最安の判断を誤ります。
割引後料金を誰でも使える価格として比べない
UQモバイルの1,628円などは適用条件付きのため、通常料金とは分けて考えます。
トクトクプラン2の基本使用料は4,048円です。自宅セット割とau PAYカードお支払い割を適用し、さらに5GB以下の利用時にはより安くなる代表例として1,628円が案内されています。
自宅セット割と家族セット割は同時に適用されず、両方の条件を満たす場合は自宅セット割が優先されます。詳しい割引条件はUQモバイルの個別ページで確認できます。
初月無料・期間限定キャンペーンを通常料金の順位へ入れない
IIJmioの期間限定価格やNUROモバイルの利用開始月0円などは、恒常的な最安の表には含めていません。
ロケットモバイルの初月無料も同じ考え方です。一時的に安く見える価格は、2か月目以降の通常料金とは分けて確認します。
250円・490円などの低速プランを通常利用向け最安と混ぜない
mineoの250円やロケットモバイルの490円は額面では安くても速度の制約が大きいため、通常の高速プランと同じ順位にはしません。
mineoのマイそくスーパーライトは最大32kbps、ロケットモバイルの神プランは最大200kbps、BB.exciteモバイルの低速通信のみプランも最大200kbpsです。サブ回線や待受用途など、低速を許容できる方には有効な候補になります。
段階制を「固定○GBプラン」と読み替えない
BB.exciteモバイルFitは「3GB固定690円」ではなく、使用量が3GBまでなら690円になる段階制のプランです。
高速通信の使用量に応じて料金の段階が変わり、一定の量を超えると次の段階へ自動的に切り替わります。3GB以内に抑えたい場合は、公式アプリやマイページから高速通信を手動でOFFにして、低速通信へ切り替えることもできます。
| 失敗 | なぜズレるか | 正しい見方 |
|---|---|---|
| 割引後だけで比較 | 適用できない人がいる | 通常料金と分けて確認 |
| 初月0円で比較 | 2か月目以降が違う | 2か月目以降の通常料金で比較 |
| 低速250円を通常最安にする | 速度条件が違う | 低速プランとして別に比較 |
| 段階制を固定容量と扱う | 使用量で料金が変わる | 段階制として比較 |
料金表示の見方が分かったら、申し込み前に自分の使用量や低速の許容、SIMの条件を確認すると、候補を1〜数社まで絞り込めます。
最安を選ぶ前の6項目チェックリスト
使用量・低速の許容・音声の要否・料金方式・割引条件・端末対応の6点が分かれば、最安の候補を実際に申し込める候補へ絞り込めます。
- □ 直近の月間データ使用量を確認した
- □ 最大32〜200kbpsの低速プランでもよいか判断した
- □ 音声通話付きが必要か、データ専用でもよいか決めた
- □ 定額がよいか、povoのトッピング管理も許容できるか決めた
- □ UQモバイル等の割引を自分が本当に適用できるか確認した
- □ 候補サービスで今の端末が使えるか、公式の動作確認情報を確認した
音声を使わないと決まった方は、データ専用の比較記事で候補を確認できます。eSIMを必須にしたい方、無制限や通信速度を最優先したい方は、この記事とは別の条件で判断することになります。
最安候補が決まったら、申込み前の条件を確認する
候補を絞ったあとは、「安いか」だけでなく、その条件で実際に使えるかを確認します。料金方式、速度条件、トッピングの有効期間、対応端末などを候補ごとに見ておくと、申込み後のズレを防ぎやすくなります。
低速候補は速度上限と使い方を確認する
mineoのマイそくスーパーライトは最大32kbps、ロケットモバイルの神プランとBB.exciteモバイルの低速枠は最大200kbpsです。月額だけで決めず、自分の用途でその速度を許容できるかを確認します。
低速を前提に選ぶ場合は、通常利用の快適さを求めるプランとは別物として考えてください。
容量別候補は最新料金と対応端末まで見る
容量別の表で候補が残ったら、申込み前に各社の公式サイトで最新料金と対応端末を確認します。料金改定や対応状況の変更があるため、表だけで申込みまで完了させない方が安全です。
料金以外の点を優先したい場合は、通信速度やサポートなどもあわせて確認します。
povoは有効期間と180日条件に注意する
povoを候補に残した場合は、必要なデータ量だけでなく、トッピングの有効期間や前払い、180日間の利用状況にもとづく条件まで確認します。
詳しい条件はpovoの個別ページで確認できます。
料金以外を優先するなら「最安」だけで決めない
店舗のサポートや通信速度、無制限などを優先したい方は、料金だけで決めず、それぞれの条件もあわせて比較してください。
候補が決まったら、申込み前に最新料金と対応端末を公式情報で確認します。mineo・UQモバイル・povoは、当サイトの個別ページでも条件を整理しています。
データ専用やeSIM、端末対応など、比較したあとに残りやすい疑問も確認しておきます。
au回線の格安SIM最安でよくある質問
音声不要・eSIM必須・端末対応の確認など、条件が変わる場合は最安の候補も変わるため、それぞれ確認先を分けて判断します。
データ通信だけなら音声付きより安くなる?
安くなる候補がありますが、音声付きのSIMとは比較の対象が変わるため、データ専用の記事であらためて確認します。
IIJmioやNUROモバイル、mineoなどにデータ専用の料金があります。SIMの種類やSMS、eSIMの対応もサービスごとに異なるため、データ専用の比較記事で確認してください。
eSIMだけに絞ると最安候補は変わる?
変わります。サービスや回線によってeSIMの対応範囲が異なるため、eSIMを必須にする場合は別の条件で比較します。
たとえばKABU&モバイルのau回線は、現時点ではeSIMに対応していません。eSIMを必須にする場合は、SIM種別や回線タイプによって対応状況が異なるため、候補ごとにeSIM対応と動作確認端末を公式サイトで確認してください。
最安候補を選ぶ前に今のスマホが使えるか確認した方がいい?
確認した方がよいです。料金が安くても、端末が対応していなければ候補にはできません。
候補として残ったサービスの公式サイトでは、動作確認済み端末の一覧を見られます。機種やSIMの種類によって条件が異なるため、候補ごとに公式情報を確認してください。
au回線の格安SIMで最安を選ぶときは、低速でも月額を抑えたいのか、普通に高速通信を使いたいのか、使用量に合わせてpovoを使いたいのかをまず決めます。普通に使うなら、必要な容量以上でいちばん安い候補を確認してください。候補が決まったら、最新の公式料金と対応端末を確認したうえで申し込みに進みます。

コメント